お祭りに行こう

お祭りに行ってきました。

 

カジョオチョフェスティバル。

まあカーニバル的なサムシングらしいです。

 

カジョオチョってのはエイトストリート、8号線って意味で

この界隈は別名リトルハバナとも呼ばれてて

ヒスパニック全開な地区として有名です。

 

なんで完全にノリがラテン系で

ハチャメチャな祭りだと聞いてました。

 

職場のスタッフから行ってみたらと勧められたんですけど、

みな一様にちょっと顔をひきつらせて

とにかく無事に帰って来いと言ってくれました。

なぜ勧めたし。

 

で、ちょっと気を張って乗り込んだわけですが、

 

全然普通のお祭りでした。

 

 

見て回ったのが午後の早い時間だったからというのも

あるのでしょう、家族連れもたくさんいて全然安全。

 

普段は車通りで賑わう通りを歩行者天国にして

両側には縁日さながら露天がズラリ。

 

アレッパとか(大判焼きみたいな形でとうもろこしの生地にチーズが入ってる)

焼きトウモロコシとか(もちろん醤油は塗られてない)

タコスとかレモネードとかBBQ串とか。

 

射的じゃないけど、バスケットリングにボールを入れる遊びとかもあって。

いくつか設置されたステージの上ではDJが音楽ガンガンかけて

お客さんを煽って盛り上げたりして。

 

本当に日本の祭りの屋台とおんなじような感じで

似たような露天が延々と続いていて

みんな楽しそうに歩きながら飲んで食べて。

 

 

異文化を感じるというよりは、

人の営みの変わらなさを感じたりしました。

 

ただお祭りって、やっぱり自分の地元の祭りじゃないと

どこか楽しめないというか、振る舞いがぎこちないというか。

 

お祭りの起源というか成り立ちが、

共同体の連帯を高めるという目的から始まっていたりするからか、

自分の依拠する共同体じゃないと

アウェイ感を感じたり。

 

これは海外とか日本国内とか問わず感じたりするものですが。

 

 

ま、そんなことを言いつつも

ほとんど夏みたいな強烈な日差しの下、

人混みを縫って露天を冷やかしながらのんびり歩くのは

楽しいことで。

 

年がら年中夏みたいなマイアミでも

こうした年中行事を通して季節の移ろいを

想ったりするのかもなぁ、なんて考えていました。

 

 

あと女の子。

 

日本だと祭りといえば浴衣!

浴衣のあの得も言えぬ色香!そこはなとない妖艶さ!

うなじ!くるぶし!

 

なんですけど、

さすがマイアミ。

 

ほぼ水着みたいな格好でドシドシ歩いてく。

そんで腰をくねらせてダンス。

ビバマイアミ。

 

 

ここらへんはカルチャーショックというか、

でもどっちもいいもんですね。