コナンくんと英語
こちらに来て早5ヶ月が経ちましたが、
特に英語がうまくなったのナー、とは思いません。。
今困っているのが否定の疑問で訊かれた時の返答。
例えば、"Don't you know that?"(知らないの―?)とか訊かれた場合、
日本語なら「いや知ってるよ」とか「うん、知らない」とか答えると思いますが、
英語だと"Yes, I know"とか"No, I don't"みたいな感じになります。
「うん、知ってるよ」「いや、知らない」みたいな。
なんていうか、逆パターン。
咄嗟に、逆パターン。
だから"No,・・・いやいやYes,Yes,Yes!!"みたいな感じになりがち。
無意識で日本語パターン・・・違くね?って気づいてからの必死に英語パターン。
英語初心者あるある。
これでよく思い出すのが名探偵コナンのことです。
西の名探偵こと服部平次と表の顔は英語教師、でも実はFBI捜査官の
ジョディ先生が始めて会う回。
服部はなぜか英語が話せないフリをしてるんですけど、
ジョディ先生の否定疑問文(日本語)につい英語パターンで返してしまって、
ジョディ先生に英語が堪能なことがバレるというシーンがあります。
小さなミスを見逃さないジョディ先生に対して、
そこからいきなりペラペラ英語で鋭く応戦する服部。
いかにもコナンくん的な演出で、おいおいコイツら
やっぱ英語もできてほんとなんでもできるんだな!と思っちゃうわけですけど、
・・・ぶっちゃけ自慢ですよね?
つーか本気で英語話せないフリするならそんくらい気をつけるだろ!と。頭いいんだから。
なにを実は話せますよ!的なサインをさりげなく散りばめてるんだ、と。馬鹿っぽいのはフリだけ的な。
でもこういうの、好きです。
やっぱりなにかを上達させようと思った時に
憧れの存在、っていうのは重要だと思うんです。
「こういう風になれたらいいな」っていう素朴な、そして芯からの憧憬が
凄くエネルギーになると思うんです。
いや別にコナンくんに憧れて英語を勉強しよう、なんて思ったりしてる
わけじゃございませんが、
次にニューヨークに行った時はブルックリン橋の上で夜景を見ながら痴話喧嘩して、
そのあと彼女を抱き寄せて車から身を乗り出して片足ドリフト走行で爆走、
みたいなのはしてみたいかも、と思ったりはしてます。
(詳しくは名探偵コナン35巻あたりを参照のこと。)